昔からある技術なのに中々信用がおけず、個人利用のものが登場しないものに音声認識と文字認識があります。音声認識はよく使われる機器も出ていますが、ロクに聞き取ってくれないという評判も完全にセットになってしまいました。同様に文字認識もOCRと呼ばれ昔からありますが、文字のびっしり書かれた書類を読み取ったら、大抵いくつかは間違って認識されるものとされています。活字でもそうなのですから手書き文字はさらに面倒で、書かれている内容が決まっているハガキや封筒など一部のみで使われてきました。
ただ技術も進歩しており、AIの活用で使っていくうちに判断力が上がるものも登場しています。その中でも使い勝手が良いものに採点システムがあります。この採点システムは、学校のテストの採点をシステム化してくれるもので、OCRで判断してくれます。まず正解を入力する必要があるため、問題自体を判断してくれる訳ではありませんがその後とやってくれるのです。
採点システムに任せれば例えばクラスに30人いれば、先生は一人分の判断をするだけで残りの29人分を自動で採点してくれます。手書きなのでミスはあるのですが、合っているのと間違っているのの他に、保留もあるのでそれだけ取り出して手作業でチェックすれば、全体の労力は大幅に削減出来るでしょう。文字が読み取りにくいのなら綺麗に書くように指導すれば改善にも繋がるため、運用でカバーできる部分もあるのが救いです。採点システムのことならこちら