デジタル採点ソフトの導入が広がっている

現在、多くの学校でデジタル採点ソフトの導入が加速しています。これまでは様子見をしていた学校も多かったですが、デジタル採点ソフトの有効性がだんだん広く認知されてきたこともあり、しっかり予算をつけて導入を後押しする動きが広がっています。この動きは今後もどんどん広がっていき、近い将来、採点はデジタル採点ソフトを使って行うのが当たり前になるかもしれません。デジタル採点ソフトを導入すると、採点スピードが上がり、丸付けにかかる時間を大幅に短縮できます。

ソフトを導入したある公立高校では、採点時間を半分くらいまで短縮できたといいます。その高校では、導入前は定期考査1回で平均8時間ほどの採点時間がかかっていたそうですが、導入後は4時間くらいに圧縮できたそうです。採点ソフトを使うとなぜ採点のスピードが上がるかというと、コンピュータ-が採点を手伝ってくれるからです。記号問題などは、AIが自動判定して丸付けしてくれるので従来よりも早く片付きます。

また、点数の集計もコンピュータ-が自動で行ってくれます。先生は丸付けだけに集中できるので、ミスをすることも少なくなるでしょう。採点を修正した場合も、点数集計に自動的に反映されるので便利です。さらにデジタル採点ソフトを使うと、テスト結果の分析もやってくれたりしますし、デジタルデータで答案を生徒に返却したりということもできます。

デジタル導入に抵抗感のある人もいるかもしれませんが、それは食わず嫌いなだけで、実際に使ってみると便利で手放せなくなります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です